メモ帳(R7年)

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2025年

日記。内容は主にスポーツ(クライミング)、歴史、政治経済、サブカルチャー、ポリコレなど世の中のこと。どうでもいい馬鹿話など。

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20250111

しっつこいねー

まだ微熱あるしまた下痢が始まったし

火曜から症状あるからもう5日目なんですけどね

過去30年?ぐらい遡ってもインフルに罹った記憶がないんですけど、毎年ワクチン打ってるから大丈夫なのかとか思ってたんだけど違ってたみたい

全然軽くもないしどこで貰ったかもよくわからないし。新年明けて3日しか仕事してないのにどこで貰ったのか。(しかも3日目には症状が出ていた)

徹底した自室への自主隔離をしたおかげか家族にはうつってないようだけど、家族が無症状感染しててもらったとか?或いは電車?

もうちょっと避けようがないもんか。気をつけようにも何をすりゃいいのか。手洗いマスクとかは一年中してるからよお

ま、明日から働くし今の勤務先の一つは有休くれるんだよ!(のはず!) だから有休でちょっとだけ取り戻せるはずなんで、腐らず頑張るぞ〜😢

20250109

インフルエンザになりました。コロナより辛いかもね。頭痛すぎる。熱が中々下がらない。

また中国人が大量飛散する春節が控えているので流行のピークは1月下旬〜2月上旬らしい。

最近は仕事であっちこっち行ってるからこの手の流行病は避ける術持たずです。マスクしたりわざわざ早朝の混んでない電車を選んだり、やることはやってるつもりなんだけど。患者が常に熱出してたり咳してたり、それなのに普通に来させるから被弾するのもやむなしよ。マスクすらしてくれない。夏はコロナ、冬はインフル。この二つってもう季節行事になりつつあるなあ。夏にはまたコロナに罹るんだろうね。その都度5〜10万の経済的損失が出ています。苦しいね。税金の支払いが重なるこの時期に。辛いですよ。頑張るしかねえ

20240107

長年年寄りを支援する仕事をしてるのだけど、前々から思うことがある。年寄りはほんとにただ生きてるだけの人が絶対多数。何かを成し遂げてやるぞ!という熱き魂は勿論ないし、人生に目的もないし、今年何かしたいことは?去年を振り返ってどうでした?と尋ねると何もないよとボソッと言うだけ。

話せる話題は大抵昔話と天気の話。楽しみはといえば飯食うことぐらい。たまにクセの悪いやつは酒飲んだりパチンコしたりなんだけどそういう奴は凄まじく高い確率でナマポだ。チャットgptみたくナマポがパチンコにハマるとは証明されていないなどと嘯く気には到底なれない。そんなもんは現場を知らない者の世迷言。

コンクリ事件の準主犯格Bも生活保護を受けていた。あんな極悪の鬼畜を税金でヌクヌクさせてた社会がまともとは到底言えないが、最期は精神薬飲んでラリって便器に頭を突っ込んで窒息死。享年51歳。便器に吐き出されたタンカスにも劣る死に方をしたこの男の義兄は「51年も生きた事実が許せない」と吐き捨てた。全く同じ感想である。生きててどうする。生かしててどうする。文字通り「社会の足を引っ張りながらただ生きていただけ」の人生である。

ナマポが必ずそうだとは言わないが、俺が関わる人間はとんでもない難病に侵されてたり精神疾患で危ない薬飲んだりしてるわけだけど、え?この薬と一緒に酒飲んでるの?パチンコ?歩けないのにどうやって行ってるの?と思った時、その対面にいる奴はだいたいナマポだ。20年の臨床経験でわかったことはそれだけです。

生きる目的とか成し遂げたいことだとか言うと実に熱苦しい。んなもん老人にあるかよと自分も思うが、ならば楽しみとか趣味はないんですか?前を向いて生きるに値する何かはないんですか?と聞くと「何もない」「美味しいものを食べること」とか言うんですね。

「美味しいものを食べること」は勿論俺も好きだけど。そう言われると「やっぱりそれですよね!美味しいもの、食べたいですねー!」とか笑顔で明るい声で返してますが。(ここの読者は信じられないかもしれないが)

「美味しいものを食べること」は無論俺も好きだし、この惑星に住まうあらゆる生き物がそうなのではないかね。ミジンコやゾウリムシでさえ「美味しいものを食べること」は好きではないかと思われます。動物でも虫ケラでも。もっと人間らしい話をしてるんだけど。(パチンコとか酒も論外だね)

まあ、辛辣な話をしてますが要はこうはならないようにって話です。もちろん老いや病に追い詰められてそんなゆとりを持てない人の話なのかもしれないので、これ以上追い込んでも仕方がない。ただ憐れである。老人ってそんなもので自分の行く道がこれなのかと毎日見させられてるわけで、この日記に老いや衰えの話題が多いのはそんな理由があると思う。

まあ元気な年寄りもそこまで大差はない。無目的にカタツムリぐらいの速度で道路の真ん中を自転車漕いでるジジイとか、開店直後にドトールに傾れ込む爺さん婆さん見てると、まあほんと似たようなもんだろうと思われる。

そんな中、じゃあ例外はいないのかいと見る方角を変えてみる。するとだいたいすごい爺さんはクリエイターだ。わかりやすい例では宮崎駿。ジジイなのにすごいもの作ってるしそれを生き甲斐にして一生懸命生きてるのは明らか。さらに魂が熱いのはいうまでもない。熟練の技で老いを感じさせないし、蓄積・練達された職人芸を感じさせる。

坂本龍一も末期癌の苦痛を忘れさせる術として音楽に打ち込む日々であった。死の今際の時まで音楽に熱中し新しいアルバムを出すための仕事をこなし、日々の想いを日記に書き綴り、最期の時には医師と握手をし「もうここまでにしていただきたいので、お願いします」と語ったという。

坂本龍一が最後まで最高にクールな男であったことは言うまでもない。

凡人にはこの域まで到達することはできないかもしれない。しかし、ここでちゃぶ台返しをするが俺が受け持っていたナマポの70代の男性。晩年は末期癌で足腰立たずオムツを履いていたが、死ぬ1週間前まで登りたい山の話をしていた。来週のリハビリを楽しみにしていたという。私が登った岩の話を楽しそうに聞いてくれたし、登ってる動画を見て笑顔を見せてくれた。各国を周遊して世界中の山を登った男だった。楢崎智亜はバケモンだねという話を一緒にした。

どういう経緯なのか生活保護を受けていたが、酒もタバコもパチンコもやらない男だった。どういう経緯なのか最期の瞬間まで家族は会いにも来なかった。まあ、それ相応の人生を送っていたのだろうと推測できる。

それだけの山を登った足腰です。また立てるようになりますよ、と声をかけると「嬉しいことを言ってくれるね」と笑った。

最期の時まで笑い、スタッフ他周囲の人にお礼を述べていた。汚い安アパートで息を引き取った。そのような人物もいた。

何もないように見えて人それぞれである。人は人。他人のことは他人事である。自分はどうなんだという話。ボルダリングはそのうちできなくなるのは明らか。長くても50代までであろう。それから先も十分に人生は長い。アートに打ち込めるクリエイターは幸せである。産み出したもので名を残した人は尚更。最期まで人々は敬意を示してくれるだろうし、蓄積された技術はどこかで何らかの形で活かせるであろうからだ。

何もない人、漫然と生きて何も残せなかった人、手に何の技術もない人は老後は悲惨だ。金があろうがなかろうが同じだ。そんなに命は延ばせない。金持ちも生活保護も寿命は大して変わらない。金を持つことを人生の目的に据えると最期に後悔するであろう。(スティーブ・ジョブスは後悔していたそうだ)

何か生き甲斐を見つけようったって老後に新しく見つけるのは困難だ。割とあっさり見つけてるのは大抵女で、手芸や絵を描くなどのアートにハマる婆さんは多い。あまり人目を気にせずマイペースに楽しんで絵を描いたり陶芸したり針仕事をしたりしてる。手先を器用に動かせることは晩年役に立つのだ。

自分は不器用だしクリエイティブな才能は特になし。文章書くのは好きだけど、人に見せることはあまりしない。図書館で黙々と新聞広げて手帳に何かを書き込んでる爺さんも好き。死ぬまで勉強してる。何事かを。ま、何かを見つけるしかない。ただ生きるだけって状態には自分はなんとなくならない気がするけど、まだ体が動くうちに何かを見つけないとね。

20250104

休みは今日で最後です。6日目。6日も休んだのは近年記憶にないですね。見事に太りましたけど。豚っすよ。岩も登れるわきゃない。まあ今年はここから始めるってことです。年末年始だけはやばいですね。クリスマスだけでも軽く太ったのに忘年会やら新年会やらやったらに喰わされてひどいもんだ。いつも思うが、食いすぎるぐらいならもっと貧しい子供たちとかに分け与えたい。食べ物を分配するシステム、いつになったらできる? 結局私利私欲か、、人間は残念。

この話も何度目かわかりませんけど、コーマック・マッカーシーの「ザ・ロード」という小説では核戦争後に食べ物が亡くなった世界が描かれていて、主人公は幼い息子(6歳ぐらいだったかなあ)と一緒に生き残ってしまった若い父親。子供は状況を理解できないままでも環境に順応する力を持っている。

荒廃した世界で人心も荒むが、子供は人間本来の無垢な善良さを失っていない。父親と旅をする中で手に入った数少ない食糧を見知らぬ子供に分け与えるよう父親に懇願する。「僕の食べ物を全部あの子にあげて」と。父親は息子を守らなければならないが、同時にこの「無垢」を「善なる心」を守りたいと願っている。しかし遮二無二生き延びることと善良さは相反する概念なのだ、、、とても残念なことに。

父親は、息子の命と善良さを同時に守ろうとする矛盾を一身に受け、身も心もボロボロになって行く。とても見ていられない世界です。

とまあ、そんな小説なのですが俺はこれを初めて読んだとき若造でまだ子供はいなかったし、結婚を考えるような状況でもなかった。しかし内なる母性?か父性?かがおおいに刺激されてとてつもなく泣けた覚えがある。そこから何年も時間が経ち、私も親となり自分の人生の主人公を新しい世代に譲る時が来た。何もかもわからない中で、とにかく可愛い愛しいという感情のみで子育てをした。そして我が子が3歳ぐらいになるころ、「大きくなったら何になりたいの?」とごくありふれた質問をした。娘はアンパンマンになりたい、と言った。「アンパンマンになって困っている人に食べ物を分けてあげたい」と言ったのです。コーマック・マッカーシーを読みもしない、3歳の幼児が。

今これを書いているときも涙が出て仕方がありません。マッカーシーが守りたいと書いたものはこれだったのだと15年ぐらいの時を超えて本当に理解できたのです。

「自分の食べ物を困っている人に分けること」より善き事はありません。にもかかわらず、自分は食べ過ぎて太って困っている人を見ようともせず、ぐうたらしている。人間は本来善なる存在であるはずなのに、どうしてこうなってしまうのかね。せめて我が子の善良さを護るために身を捧げる覚悟です。

20250103

家族が実家に泊まりに行ってるのでのんびりしてます。ここぞとばかりに普段は絶対に観れないような物騒な映画ばかり観ました。子供がいるとどうしてもこういうのは観れないし観たいとも思わなくなる。

(こないだ映画館でdmmプレミアムの一ヶ月タダ券と1100円分のポイントを貰ったのでありがたく使わせてもらった。なので以下の映画は全てタダで観れた)

一つめは「アングスト/不安」

1983年のオーストリア映画だが今回の一番の当たりはこれ。公開当時はすぐにヨーロッパ全土で上映禁止となり、日本公開されたのは2020年。実在のシリアルキラーの視点で、ある一家を惨殺する様子を描いている。

「ユーボート」とかでもお馴染みのオーストリアの俳優アーウィン・レダーが終始切羽詰まったような恍惚に酔うような悪夢にうなされるような顔の演技で素晴らしかった。主人公は真性のサディストで申し分のない変態。映画は徹底してこの快楽殺人者の目線でドタバタと行き当たりばったりかつ変質的な反抗の一部始終を見せてくれる。

やってること相当シドいのだが、この映画のモデルとなったシリアルキラーのWikipediaのほうがこの映画より胸糞悪さは遥かに上であった。現実のほうが恐ろしい。犠牲となった人々のことを思うとやるせない。酷すぎる。それほど酷い。

映画は虐待を含む酷い家庭環境と、31歳歳上のマゾの恋人との変態セックスなどの性虐待がサディズムを覚醒させてしまったと結ぶ。とりあえず、理由のない殺人も怖いが、快楽を貪るための目的のある殺人も非常に怖い。当然のことながら最近の兵庫県加古川市のサイコパス勝田州彦が引き起こした女児殺害事件を思い出した。変態は怖い。人の姿をした猛獣にどう対抗すれば良いのだろうか?

映画は皮肉にも最高の出来。カルト映画となる素質は十分。絵がとにかく目まぐるしく動くし、サウンドも不安を煽るような心を抉るような、いかにもドイツ系変態映画っぽいアンビエントミュージックが延々とかかっている。

にも関わらず何故か殺人鬼について回って共に行動するワンコ(ダックスフントのように見える)の存在が奇妙な癒し効果を産んでいる。ぶっといソーセージボリボリ食いながら女を品定めする変態の汚い口元とかギョロギョロ動く眼球とか。めちゃ絵になる映画。ギャスパー・ノエがこの映画を50回以上観たらしい。ギャスパー・ノエは映画監督にならなかったら人を殺してるだろうな、多分。

二つめは塚本晋也の「斬」

「ほかげ」観た後に観なければと思っていたやつだけどこれは論外。セリフが全く聞き取れない。ボソボソと早口で話すか、捲し立てるような絶叫セリフばかり。マジに聞き取れない。部屋の暖房の音に負ける声の小ささだし、反対に効果音はデカいのでこれ以上音量上げるわけにもいかず。

アクションシーンも今ひとつだし、アクションシーンに至るまでも冗長で長い。セリフが聞き取れないのでテーマもよくわからない。まあ、駄作だね。金払わなくて良かった。

三つめは「クライムズオブフューチャー」

これも難解というか、マジに意味不明な映画。クローネンバーグだから、覚悟はしてたけど。完全なるアート映画で、全然真面目に観なかったけどやたら長く感じた。この世にはこの映画を公開初日に2回観る人もいるらしい。その人も人を殺さないか心配になる。

四つめは「ニューオーダー」

二番目の当たりはこれ。とはいえ二度観ることは絶対ない。ストーリーは南米で革命?暴動?が起こって結婚式パーティー中の主人公女性が軍に逮捕され身代金を要求される。その女性は待ってる間レイプされたり酷い目にあうが身代金払ったのに結局撃ち殺されて終わり。

しかし、暴動の臨場感とか人を不快にさせる演出は最高級。

五つめは「許されざる者」

ゴールデンカムイの元ネタになってないかな?これ。目の付け所はいいし雰囲気作りも悪くないけど若手俳優の大根演技と冗長なストーリーで台無しになっちゃってると思う。

約三日間の自由時間で映画を五本観てクライミングは二回しました。十分堪能。

明後日からめっちゃ働くぞ〜

20250101

令和7年はじまりました。

今日は親戚まわり。妻と子はそのまま泊まるので明日から三日間は神すら見過ごす逢魔時。自由になれる時間。。何してくれようか。。明日は四時おきでまた岩なので、今夜も酒は飲めないですが。

何するったってジジイはルーティンが決まってたりするから特にいつも通りだけどね。

買い物とか初詣とか、ヒトゴミに突撃してインフル貰ってもつまらん。つまりいつも通りですかね。早く寝てしまうと思うし。

まあゆっくり考えるか。前はこういう時昼間から酒を呑んでいたが、アルコールは本当に欲しくなくなったね。けっこうなことだ。