メモ帳(R6年)

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20241130

2年かけて書いた小説が最終段階に入った。

前応募した時から時代は進んで、オンラインフォームから楽々応募できる。何百枚も印刷しなくていいし(大抵インクが途中でなくなってインク代もかかる)表紙も梗概もいらない。穴あけパンチも紐で結える必要もない。マチつきのデカい封筒用意して簡易書留で送る必要もなし。ノーコスト。

言うことねえな。

読み返して、過去最高の出来だと自分でも思っている。読み終わったあと、もっとこの人の他の作品も読みてえなあって思ったし笑。自分を満足させることは確実にできた。自分好みの小説にはなってる間違いなく。が、それが世間様に評価される可能性は低く、またゴミ箱に直行なのかと思うとひたすらヴォイドである。

空無。虚無。南無阿弥陀。

誰か成仏させてくれねえかな

20241129

怪我してクライミングできなくなると文化的な活動に目が向く。映画でも観たいが、今年はとにかく不作だ。観たいと迷わず思える映画が少なかった。

それはそうと、SNSで若者のぼやきをよく見るけど傾向としては他責的で問題解決を他人に頼ろうとする態度が顕著だ。自分を強くして自分が工夫して自分の力で解決する!という選択肢がほぼ見当たらない。ほとんどが女だが、男はSNSに心情吐露ってあまりしないものなので目にしないだけかな。多分性差はあんまりないと思う。自分も大学生の頃はそうだった気がするし。

学生時分はまだ周りに優しい大人しかいないから、大人が怖くて冷たい存在だと根っこのところで理解できてない。これまでは甘えたこと言えば誰かが助けてくれたのだろうし、親なり先生なりがなんでも先回りして子供が困らないよう、迷わないよう、挫折しないよう色々根回ししていたんだけど、子供は周囲の大人の苦労に気がつかないし、何でもやってもらって当たり前、助けてといえば助けてくれるのが当たり前。なんなら助けてと言わなくても察してくれてママが「一番早く気がついて」何でも困らないよう心を砕いてくれる。

それが当たり前となった子供達は当然のことながら打たれ弱く、主体的に考えられず、何も決断できず、したかと思えば突拍子もない、現実味皆無のおかしなことを言い始める。未熟な子供の特徴だが、俺も大学生の頃は似たようなもんだったので偉そうなことは言えない。

問題は援助体制に男女差別があるということだ。ここの長年の読者は知ってると思うが俺は全くフェミニストではない。こと更に女だけを甘やかそうとは考えないが、これはマイノリティなんだよな。女には優しく特別待遇が男は当然の態度である。しかし、これは下心とワンセットであるし、「優しく特別待遇」はちょっと下に見てないとできない所作であるから、何かが少しずれただけでモラハラとかセクハラとかに容易に変化する。

まー、女とはこんなもんだみたいな話はいささか自分も食傷でして、もう今日はそんな話はしたくない。事実の話をすると、自殺者の大半は男であるという話があり、これはどんな人にどんなに真剣に話してもまともに聞いて貰えない。自殺者のざっくりとした内訳は男が女の倍に達する数で、その大半は30以降の中高年男性である。

日本の特徴として、経済的苦境と自殺率が明確に連動するという話がある。

男は稼いでなんぼ、一家の担い手となるべき、金がないと誰にも全く相手にされない、などなど。この国で男として生きている人は骨身に染みてるはずだが、これは令和の時代においても現実だ。

日本の女も自殺者は多い。他国に比べると突出して多いのだが、男は更にその倍以上死んでるのだ。

男は他者に助けてと言うことは滅多にできない。なぜか?馬鹿にされるからだ。情けないだの私らの頃はもっとつらかったとか説教されて終わりになることが多い。愚痴を言えば余計に叩かれる。情けない、男らしくない、弱男だ弱者男性だの馬鹿にもされる。もちろん女はそんな弱い男の相手は1秒たりともせず目が合っただけ肩が触れ合っただけでも気持ちが悪いとSNSに投稿し、万の賛同者を得られる。

自殺の統計学を分析するカウンセラーや心理学者も概ね女の味方だ。やれ世界的に見て男の自殺者が多いのは普通のことだ、やっぱり女のほうが生きにくいのだと男に寄り添おうとはしない。これはカウンセラーや心理学者が本邦では圧倒的に女が多数をしめることが無関係ではない。女は女には共感するが男には共感しようとしない。女は男(特に夫や恋人)に殊更に共感を求めるが、その気持ちはいつも一方通行だ。男の無感覚をなじることはあっても、男の苦痛に寄り添って優しい言葉をかける女はほとんど存在しない。(そんな投稿をXで見たことある人いる?)

俺自身も多数の女と付き合って来た経験で言うが、女は弱みを見せるとあっという間に別の男に浮気をする。愚痴でも言おうもんならめんどくさーという態度を隠しもしない。白けた顔で聞き流し、あっという間に話題を変えようとしたりちゃかしてジョークにしようとする。ひどいもんだ。何も言いたくなくなるの当たり前。

男が何らかの苦境に立ち、健康を害し、経済的に追い詰められた時、女はその男を捨てるのが普通だ。もっと金持ちで傲慢で偉そうな男のところへ秒で飛んで行く。まーそういうものだから仕方ないが、男が弱味を見せられない最大の理由はこの社会の空気そのものだ。

男はこの国では差別されているのだ。第二次世界大戦での日本人男性の死者は女性の4倍に達するとの統計がある。常に命を安く見積もられ不当な扱いを受けてきたのは男である。男はそんな過酷な時代ですら文句も言わず従い死んで行ったのである。

ワタクシはカウンセラーで某お役所で自殺予防相談をしているが、相談者の大半は女である。ほとんど全員と言ってもよく、男はほぼ来ない。男の自殺をこそ救いたいと強く感じるし、使命感すら覚えるのだが、いつも女の話を延々と聞いている。まあ、それも大事な仕事でこうやって吐き出すことで女は死を免れるのかもしれないし、お役に立ってるのかもしれないけど。

女はいくら愚痴を言ってもかわいそうだね、大変だね、と共感してもらえるんだけどね。(女のカウンセラーも女の相談者には我が事のように身を粉にするのだが相手が男の場合はそうではない。)

別の窓口に繋ぎ支援しようとしても、女性専用の公的窓口は存在しても男専用は存在しないので繋ぎようが無かったりもする。この辺も社会的な差別であるが、男が男は差別されてると言うと「女はもっと差別されてる!あれもこれもあれもこれも!」とやたらに攻撃的な女達が殺到してくるし男も味方してくれない。

どうしてこうなのか。別に支援体制はゼロサムゲームじゃないだろうに。男は強くならなきゃこの社会で生きられない。弱い男は死ぬのが最善と思われてる。ひでーよ。ひどくないか?つーわけだから困ってる男は俺んところに来い。

20241128

昨日は雨上がりのびしょ濡れの岩にトライして当たり前に滑って落ちて腰から転落。馬鹿だね俺は。わかってたはずだが。。本気で自分に失望したわ。今ぎっくり腰状態で仕事してるけど、天罰だよね。でも闘志はまだ消えてない(真顔)

20241125

フリーランスとか嘯いてられたのは最初の一年ですね。いまやワタシは日雇い労働者です。法的にも間違いなくそう。嘘偽りのないところ。

雇ってもらってるところに毎年年末調整をお願いしてたんだが、今年はついに断られた。特に理由もなし。社長(女)に嫌われているのは自覚していたが、余裕で違法行為なんだが俺が弱い立場だと喝破しているのだろう。俺が怒ったところでへらへら笑いでかわされるだけだろう。(だから言われた後はもう無視した)

他の会社に頼んでみたらそこにも断られた。主たる勤務先で頼んでくれと。なので、結局自分で確定申告することになった。

こう書くと必ず「それは違法なので税務署に相談を!」と言ってくるお優しい方がいるものだが、そういうことを知らない人のほうが稀だと思う。安易な助言はしないほうがいい。

つうか個人事業者なら毎年確定申告するのが普通なんだから、年末調整はその仕事をほんの少し楽にしてくれるだけだ。毎年の作業にちいとばかり追加の作業をちょいちょいとするだけだ。大した手間ではない。

だから、別にいいんだが、枠から外れた生き方してる人間には世間も冷たいし救済するような制度も整っていない。なにしろ傷病手当ってあると思うけどあれも俺にとっては有形無実なものだし掛け金を払う理由は欠片も見いだせない。失業保険も、さんざん今まで転職してきたけど貰ったこと一度もない。

そんなわけで今は前の健康保険を任意継続して、国民年金に入ってるだけ。ほぼ法的人格を抹殺された状態の中で生きているんですけれども、俺の場合はナチに祖国を追放されたわけではなく自ら望んでそうしてるってところがまた特異で、人々の理解を得られにくいところである。

ひとたび健康を崩したら、収入は即ゼロとなるので、俺にとってクライミング等で体を鍛えてなるべく若い体を維持しようとするのは必須のワークアウトであると思えてきた。病気になっても傷病手当だ有休だでいくらでも心配せずに休める人もいるだろう。もちろんその生き方が正解だ。それを選べるなら選ぶべきだ。

自分があと何年健康を崩さずやれるのかはわからん。本当にさっぱりわからん。病気になった場合の備えはちょっとはしてるが十分ではない。いっそ死ねば多額の保険金が妻の手に渡り、住宅ローンもチャラになるのでそれが一番ではないか。

男たちが自殺を選ぶ理由が少し見えてくる思いだ。

中途半端に生きて、仕事ができない状況になったら、家族はどうするんだろうか。そう思えば死は救済となる。まあ実際どうなのか知らないがそう信じて死ねばいいわけである笑。死んだら何もわからないのだから。

それぐらいのことはよく考えたうえで今のような生活をしているのだが、結局のところ健康でいないとどんなエリートであろうと人生はそこで終わりだ。となると、健康のための活動に人々がリソースを割くのは当然ってわけですな。

色々考えたところで、健康を保って働き続けるだけなんよ。俺等に残されたタスクはもはやそれだけ。。なるべく楽に稼げるようにいつも頭を働かせているけど、守ってくれる人も制度もないので自己防衛おじさんとなって開き直って生きるしかない。今は日雇いとはいえ仕事が多すぎるぐらいあるので一部断らなきゃならない場面も出てきた。今は仕事よりも休みたい。年末年始は6日休める見込みなんで、今はそれが楽しみだな。。そんなに休めるのは何年ぶりのことか、、

20241120

今日はね、また馬鹿げてるんだけど6メートル強のハイボルダー(巨岩)を登ろうと前日までそのつもりで準備しててね、朝3時に目が覚めて天気予報確認したら雨予報に変わっててね。死に損ねた特攻隊員のような気持ちで虚な1日を送りました。

その岩は10月ごろからコツコツ進めててね。そろそろ登れてしまいそうなんだよ。となると、上部でしくじると墜落死する危険も高まるからね、かえって一番危険な時期なんですよね。

昨年も同じぐらい危険なやつを登ったんだけど、グレード的には更に格上のやつでね。久しぶりに命を燃焼させてでも登りたいと気持ちが昂っているのだけど。

土曜にも約束してたんだけどね、仲間が直前でビビって芋引いちゃってね。。

まあとはいえ、無理強いはできないよね。本当に危険だからね。だから土曜に一人で挑むつもりでいます。土曜だから他のクライマーと居合わせる可能性はあるけど、ちょいマイナー区域なので期待はできないね。そんなわけで、今日死ぬかもしれなかった人生だけど、もう3日ほどは延命できたかなって気持ちでいます。

まあ、もちろん死ぬ気はない。生きて帰ってくるつもりだし、無理はしないし。それでも昨年もね、十中八九死んでたようなことして生き残ったからね。今回はそれ以上だと思ってますけど。

一人でいると、子供の笑顔が浮かんできて仕方ないですね。この子のために、何より自分のために死ぬ訳にはいかない。ちなみに何故こんな真似してるのか意味不明だし俺もよくわからんよ。クライマーってそういう生き物なんでしょうね。

登ったって1円にもなりゃしないんですよ。無名課題だから誰も褒めてもくれないよ。馬鹿げてる。単にスリルがあってゾクゾクして、楽しいからやってるだけだ。そんなんで死ぬのって俺らしい気もするけどね。

20241117

護身用の武器を購入したいと考えています。

勝田州彦は少女の後をつけて家に侵入し、その中で犯行を行ったそうです。また最近流行りの広域強盗ですがこれはもっともっと対象範囲が広がって一人暮らしの若者や一般家庭にもそのうち被害者が出るはず。スペインなどでは既にそうなっていて映画化もされている。例えばその時に自分がいたとしたら犯人を撃退せねばならない。そんな用途で、基本的には家の中で所持し外には持ち歩かない前提での武器を検討しています。

自分は剣道有段者なので、刀剣の類を考えていたけど実用性はないしその用途は違法なので×

では木刀か?木刀も人を余裕で殺せる凶器なのはわかるが、そもそも家の中で1メートル以上の棒を振り回せるわけもない。狭い家の中での乱戦には向かない。なので×

思いつくのは催涙スプレーですが、多分一時的効果だし相手が複数いたり逃げずに立ち向かってきたとしたら結局素手で戦わなければならなくなる。なので△

スタンガン。これも肝心な時に電池が切れてそうなんで×

やっぱりナイフだと思われる。サバイバルナイフやコンバットナイフの類であろうか。山歩き用のマチェートも良いが刺せそうにないし山で使ってたら錆びそうだしで×

ナイフですな。他にお勧めありますか?知ってる方は垂れ込んでちょーだい。ちなみに俺は家の中にそんな輩が来たら確実に×します。×すつもりで戦う。自分の敷地内なら例え相手が死んでも正当防衛が認められたり情状酌量があるそうなんで平気です。自己防衛おじさんになります。

20241116

男は力こそが正義だが女は美しさこそが正義である。男は力と努力と根性で金を勝ち取るが、女は美しさで全てが手に入る。

このような現実があるのは否定できない。太古の昔から変わらぬ営みで、ルッキズムが根絶できない最大の理由となる。

そのような現実を受け入れると見えてくるものがある。世に蔓延る美人はだいたい人工的なモノだということである。

化粧はそもそも顔を偽る行為である。

最近のフィットネスブームも歳をとった女がまだまだ最前線にいたいという気持ちに端を発する。

美容整形技術の進化はあらゆる階層の人々にアプローチしている。アンチエイジングにはもはや不可欠といえる。整形が悪や恥と見なされたのは今は昔だ。

美しさへの希求はもはや本能であり、手段を選ばない。女自身もなぜ自分が美しさを目指すのか自覚できていないことが多い。

美しさはあらゆる場面でその魔力を発揮し、有利に事を運ぶ。

あらゆる男は美人相手では骨抜きとなり、手間や金を惜しまず飯や資源を提供し続ける。これだけで生活が成り立つ女もたくさんいる。

美人は恥ずかしそうに下向いてるだけで周囲が奥ゆかしい、可愛らしいと大抵のことを大目に見る。

昔は美人ではあってもナチュラルである必要もあったが、最近は整形しようが何しようが美しくなったもん勝ち。これは時代がそうさせた。女は高い金かけて整形をし、美しくなれれば人生の勝者となれる。

となると、女は美しくなる前から金を持っている必要がある。金持ちの親のもとで産まれるか、売春やパパ活で金を稼ぐ。そうして稼いだ金は「美」へ全フリする。

わかりやすい勝利の方程式ができており、これはどんなに知能の低い者にでも人生を逆転させられることを意味する。金で美が確実に手に入る。資本主義の地獄が行き着いた先の世界を我々は見ている。

また、本当に美しくならずに姑息に誤魔化す方法も発達、進化している。例えばマスクで顔を隠すこと。ゆったりとした服装で肥満した体を隠すこと、そのブームに乗っかること。自撮りを思う存分に加工してマチアプで相手を募ることなど。またはそれらの組み合わせ。

美に対する異常な執着とこだわり、化かしあい騙し合いの日々は男の趣味をも変えてしまう。同じように美しくなるためになりふり構わない個体を欲するのだ。

前髪と黒マスクで90%顔を隠し、ブカブカした服を着る。「雰囲気イケメン」を演出するのは誰にでも可能となったが、女はそれを無条件に称賛するし誰も姑息だの卑怯だの言う人はいない。

昔は高身長の男がモテたが今はカメラのレンズ内におさまる範囲だけ整っていれば良いので、身長や足元には関心が薄くなった。ダサいスニーカー履いた低身長男にとっては夢の時代へと突入。

それでいいのである。馬鹿な女を抱きたければそれで問題ないのが大問題、とか俺は思うが、このような幻影の時代に我が娘(7歳)がどんな恋愛をし、どんな男と結婚しますと連れてくるのか、今から甚だ心配だ。

より良く生きるために美を追求する姿勢、女達の妄執には見習うところが多々あるし、生命力の輝きを見る想いだが、我が娘に限っていえばおかしなことしてその可愛いお顔をいじくらないでよね、と俺はアホだからそうとしか思えないんだよな。

20241115

この時期はいつも食べてしまいますね。食欲がやばい。いくらでも食える。胃腸が健康なのは良いことですな。

とはいえ、大腸癌にそろそろなってもおかしくない年代かつそういう食生活なので健康だと断言もできませんが。

クライマーあるあるだが、だんだん興味の関心が男に移って行くんですよ。最近は女で自分より強い、上手いという人をプロや業界人を除けばほぼ見なくなってきたのも大きいが。クライマーは常に上を見上げているもので自分より弱いやつに興味はないのがフツーだ。女にまめまめしく教えてる手合いは大抵単なるスケベ根性である。

強い若者がピョンピョン飛び跳ねてるのも全然興味がわかない。自分とは方向性が違うのでどうにもこうにも。

興味があるのは強いオッサンだ。昨日の話ともつながるが、50前後なのに黙々クライミングを続けてる人々だ。この年代は年中故障に悩まされていてあまり強い人は多くない。しかし中には経験20年以上の猛者がいたりもするけど滅多にお目にかかることはない。オッサンはだいたいジムで2〜3級ぐらいを延々と登っているだけだ。

そんな稀な存在の「強いオッサン」だが、岩場に行くとほぼ確実に出会える。休みの日にデカくて悪い岩の前に立つと、ほぼ確実にそいつらもそこに来ている。白髪頭でロングヘアーを丁髷にし、ジェイソン・ステイサムばりの肉体を持っていたりする。全身はタトゥーまみれ。←一例

自然と仲間意識が芽生える。悪い課題を共に打ち込む時間が見知らぬおっさん同士を本当の仲間に変えてしまう。インスタやってるかという話になると今度休み合わせてどこそこ行きましょうとなる。実際一緒に岩に行くと、もはや戦友だ。プライベートの話はほとんどしないが岩の話は延々とできる。自分は経験が少ないので教わることのほうが多いんだけど。

そんなベタベタとプライベートでまで仲良くすることはないが、常にお互いの健闘を讃えあう関係である。他人以上友達未満ぐらいの関係であるが、同じ中年クライマー同士の目に見えぬリスペクトの念がある。

同じように岩場では一人で来てるツヨな若者とともよく出会う。名前も素性も年齢もお互いに聞くことはないが、これ登ります?じゃあ一緒にやりましょうかと自然と打ち解ける。

彼らは大抵小憎らしいほどいい男で、爽やかで礼節を弁えた、素晴らしい若者達である。そして強い。偽りのない強さを心身にみなぎらせ、いくつかのトライアンドエラーの後にあっという間に困難なラインを登りきってしまう。嫌味も皮肉も言う暇なし。こちらも素晴らしいトライだったと拍手をする。偽りのない気持ちで。

オッサンに連絡先を聞かれるのは若者にとっていやなことであろう。自分から連絡先を聞くことはない。彼らも聞いてくることはない。去り際にはまたどこかの岩場で会いましょうと言う。またどこかで会うことは実際多い。同じ岩の前に立った時点で実力は拮抗しているからだ。また同じレベルの岩に自然と集まることはあるあるなのだ。岩場での一期一会も愛おしい。

自分は仕事や育児の匙加減で隙間時間に短時間だけ岩場に行くというスタイルなので、だいたいいつも一人で行動している。大抵は超早朝出発で、昼前には撤収する。なので、人と時間を合わせられる機会は多くない。

オッサンクライマーは皆ほぼ似たような状況だ。家庭を持ち仕事を持ち、案外に常識的な生活をしていることが多い。尚更時間を合わせるのは難しい。まあ、そんな訳であまり交わることもないオッサン達ではあるが、お互いをリスペクトする気持ちを持っていたりもする。最近はこういうものすらやれホモソーシャルだの馴れ合いだの言って腐す風潮だが、自殺者で一番多いのはオッサンなんだからあんまりいじめるなよと言いたい。オッサンは元々孤立していて仲間が少ないのだ。そんなに追い詰めてどうするんだと言いたい。

最近は、過剰なフェミニズムは新興宗教やカルトと変わりないと感じている。何となく先進的だと思考停止し、無条件に賛同するのはやめることにしたのだ。

20241114

最近は落ち着いた気持ちですね。理不尽なことや嫌なこともあるし、悪意を向けて来る人もいるけど、一瞬は腹が立つが「こいつ哀れだな。。」と自然に思えるようになってきたから。歳相応に感情が落ち着いてきているようだ。歳をとるメリットは案外それかもね。

最近は自分より10個ぐらい歳上の人をよく見るようにしている。50〜55ぐらいの人々ですね。世間の皆さんが最も興味のない年代。死んでも三面記事にすらならない階層の人達。

特に何もしてないのにおぢと馬鹿にされ嫌われる階層の人々ですが。自分もまあ、もうじきにそこに辿り着くし何なら片足突っ込んでいるのだろうし。何なら若い人から見れば40代も50代も同じようなもん。汚くて嫌らしい「おぢ」という存在なんだろう。ま、そんなこと言われても気にしませんけど。

世間に疎まれるおぢだが、50〜60歳ぐらいの年代の人(俺は男なんで男しか見てない。悪しからず)って、人生における課題をとりあえず乗り越えた人々が多く、尊敬できる部分、参考になる部分を沢山持ち合わせている。老いて行く体に悩みつつ向き合い、どうやって人生の残り時間を過ごすのか答えを出してる人も多い。その姿は参考になる。生きるヒントを貰える。

何より老年期を目前にしてもバイタリティに溢れ、精力的に何かに打ち込んでる人を見るのが好き。それは決して育児とか家族サービスではない。それだけではダメ。不十分。それは仕事だから会社に行くのとかとおんなじだから。そんなもんはやって当たり前だから何の参考にもならない。

もうすぐ爺さんと呼ばれるような年代だけど、自分の好きなことに打ち込んでる人を見てると希望を持てる。そういう人を見るのが好き。

誰もがそうなれるわけじゃない。各ライフステージで課される様々なミッションをクリアした一人前の男だからそうなれる訳なんで。そうなれずただ歳をとっただけの人々は悲惨だ。この件については語るまでもないことだから触れない。

イキイキと生きるアラフィフアラ還のオッサン達もこのSNSの時代では可視化されやすくなった。オッサン達は画像を加工したり強がりを言って嘘をついたりせず正直な人が多い印象だ。見栄を張ったり去勢を張ったりせずに素直に心情を語る人が多く、会話していても楽だ。大学生みたく変に利口ぶったりインテリぶったり金持ちのふりしたりしない。あくまで、理想的に歳を重ねたオッサンの話だけど。

まあ、完璧を目指す必要もねーけど、オッサンは完璧を目指すぐらいでもちょうど良いのかもしれん。「この歳でまだそんなことしてるの?!すげえよそれ。。。」って思う人は例外なく完璧にカッコ良いから。この際完璧なカッコ良さを追い求めても良いのかもしれない。

まー、今の時代50代でもそこまで老け込まずに好きなことしてカッコよく生きられるってことだ。良いことだろそれわ。

20241110

私のような社会不適合者でも結婚して子供を作ってしまったので、子供達の将来やこの国の未来について真剣に危惧している。治安がとにかく悪い。どうして日本は治安が良かったんだろうか?その理由をもはや説明することもできそうにない。

論点は幾つもあり単純化して考えるのはかえって難しいが、一つは移民だ。毎週東新宿をウロウロしているワタシは移民の影響と犯罪率の相関は証明されていないので一概には言えないなどと寝言をかます余裕は皆無だ。移民は間違いなく犯罪と関係している。彼らは日本のルールがわからないし、犯罪に至る心理的経済的閾値も激低なのだ。

移民といっても朝鮮系、中東系、ベトナム系、中国系、インド系、どれのことだよ?となるので移民一つとっても単純化は難しいが、とにかく言えるのは外国人が増えるとその地域の治安が乱れる。イメージではなく事実である。チャットgptとお話してるだけでは30年経ってもわからないことが東新宿を30分歩くだけで理解できる。移民も社会に貢献してる人も多かろうが、犯罪犯したりゴミを捨てたり路上で酒を飲んだりして街を汚す連中も多いのである。この事実から目を背けることはもうできない。

もう一つは日本人自身の腐敗だ。日本人がかつては大した存在であったとは到底言えないが、今よりは数段マシであろう。働かないし不平不満ばかり。頭悪いくせに良いフリばかりに腐心して頭悪そうな女とセックスすることしか考えていない。

これすらもグローバル化がもたらした弊害なのかもしれない。日本人であるはずが保守だの保護主義だのが悪とか馬鹿とかの象徴になってしまった結果、日本人のようにはモノゴトを考えなくなった。どこかのグローバル主義のエリート白人の言葉をそのまんま垂れ流し、自分は頭が良い、人よりモノを知ってると思い込んでいる。犯罪者に憐憫を示すが犯罪被害者は知らん顔。情がないし理屈っぽいフリしてるがゆとりがなくなると理屈は無視。科学を盲信しつつ自分に都合の悪い科学は見ないフリ。

アホなのに自分はアホだからな、との謙虚さも失った。せいぜい自分は凡人=社会に適応した優良人種と思い込んどる。社会や政治には無関心。うまく法に触れないように自分の欲を満たそうと試みる。そればかり。自分で物事を考えることはせず最先端テクノロジーを使いながらお利口な白人の口真似ばかり。話にならん。

↑は30年間引きこもりを続けた女のお話だ。「美緒 48歳」と検索すれば即出てくる有名なネットミームだが、この漫画の救いはこの漫画がここで終わることだ。問題は人間は48歳で死ぬことはあんまりないということで、この女はここから先も社会や親族に迷惑をかけながら無為な人生をまだまだ続けなけりゃならんのだ。

救いはもう一つある。美緒が女だったことだ。これが男だったらどうすりゃいい。男なら泥濘の泡の如く無限に湧き上がってくる性欲と向き合わねばならない。男の性欲は厄介だからと言って蛇口を閉めるみたいに無かったことにはできず、適応的な発散の方法と、不適切な発散の方法とがあるのみ。皆表立っては言わないが、自らの性欲をいかにしてコントロールするのかが難題となる。これは時には闘争を伴うし、闘争ならば破れた際には悲惨なことになる。こんな厄介なものを何故神はヒトに授けたのか。俺には神のご意思がわからん。

勝田州彦が正に美緒48歳が男だったらの好例となるだろう。このペドフィリアのサディストがどのようなサイコパスなのか説明することはワタシにはできない。したくないのだ。こんな人間がいるだなんて信じたくないのだ。なので、勝田州彦と検索してもらえればと思う。

母親に溺愛され甘やかされて引きこもり生活を延々と続けた。社会との接点は皆無で、親以外に話し相手はいなかった。しかし、いつしかアニメオタクとなり、自分の腹を突き刺してシャツが赤く染まるのを見ながら女の子が苦しむ姿を想像し、自慰行為に耽っていた。これを何年も繰り返しそのうちに想像だけでは飽き足らず近所に住む幼女をターゲットにしはじめる。通りすがりに見知らぬ女子の腹を殴り、苦しむ姿を見て家に帰って自慰をした。そのうちに刃物を使うようになる。自分の腹ではなく実際に少女を狙って腹を刺し、死にいたらしめる。ただ家の前で遊んでいただけの7歳の少女をそのようにして殺した。

7歳と言えば、ワタシも同じ歳の娘がいる。昨日も学校の友達が遊びに誘って来て外で遊んでいたが、家の前でも気が気ではなかった。心配しすぎ、過干渉、過度な甘やかしが勝田を産んだともいえるが、女の子に限って言えば多少のことはやむを得ない。どんな猛獣が人の皮を被ってその辺に潜んでいるのかわからないからだ。男の子を育てるのとはそこが訳が違う。女の子は自分がオナニーするためだけに人を刺したりはしないからだ。男はそれをする、し得るということだ。男と女は別種の生き物であると正しく理解せねばならない。

このような猛獣はアニメが氾濫しようが社会情勢とは無関係に生まれるものなのかもしれない。社会不安に乗じて快楽殺人者は増えるとも言われるが、金持ちの親に甘やかされて育てられたお坊ちゃんにもサイコパスはけっこうな割合で存在しているということだ。札幌にも似たような事件があってあれは犯人は女だったので、ひょっとしたら性別も関係ないかもしれないけど、過去のサイコパス殺人者の顔ぶれを見ていると90%以上が男であるため、ごく少数の例外を引用して「一概には言えない」とチャットgptの決め台詞をぶち込む気にはなれない。

男にはある種の凶暴性が潜んでいて、思春期以降や青年期の挫折体験などを機に危険性が開花する、その傾向がある、とよく知っておく必要がある。なので、子が危険な殺人者としての才能を開花させてしまった時、それを処断できるのは親しかいない。親が責任を持って対処すべきである。

その点、勝田は父親が警察キャリアのエリートで天皇から叙勲されたほどの人物であったが、この立派な父親は危険な我が子を野放しにしたばかりでなく、その犯罪を隠蔽しようとまでした。母親も血のついたシャツを洗っていたので息子がいかに危険な変態か知っていたはずだ。つい先日、勝田が別の未解決事件で再逮捕されたのだがその際もマスコミは「45歳の服役中の男」とだけ報じ、名前も顔も報道しなかったのだ。上級国民忖度案件の末席に連なる事件なのである。勝田を許すべきではない。確実に国が責任を持って殺すべきだ。

経済的困窮に追い込まれた若者たちも危険だ。彼らが日本中でタタキ(強盗、殺人)をやりまくってるのは見ての通り。まともな仕事があって、まともな人間として彼らが扱われていたらこんな事件は一件も起こっていない。日本は既に来るところまで来てしまったのだ。我々は覚悟し、家族を守らねばならない。場合によっては警察権力の強化と不自由な監視生活を甘んじて受け入れねばならないかもしれない。無秩序よりも100年の圧政のほうがマシだからだ。

ワタシも刀剣やナイフの類を自宅に常備するべきか真剣に悩んでいる。

20241107

アメリカ大統領選挙、ワクワク楽しく見たのが四年前のことですけど、もう四年も経ったのかよとビックリしてます。この四年間で確実に世界はカオスに陥り、核兵器を持った国が非核国に侵攻するという事態が続きました。

それまでのスタンダードでこれをやって良いのは世界のジャイアン、アメリカ連邦のみでしたが、アメリカはむしろ戦争に嫌気で平和が良い平和が良いと撤兵を続けました。アメリカ国内はむしろ移民や治安の問題、異常に肥大した格差の問題がクローズアップされて行きました。民主党政権は今は左派のイメージがあるし多様性重視の政治を続けたしこれは欧州も先んじて行っていたことで皆が正しいと信じています。

特に頭の良いアカデミックな人々ほど多様性を重視し、貧困層に心を寄せるような言動をするんだけど現実は真逆。民主党は唯一核兵器の使用を決断し、ベトナム戦争を開始した好戦政党であるが、今は何だか平和の使者みたいなイメージで滑稽。日本人まで民主党のハリスを応援しトランプは独裁者でダメみたいなロジックを展開。おかしな話です。

今の世界中の先進国では子供が産まれないので人口減少の問題に直面しています。日本はその最先端にいるが独自政策を取ると叩かれるので、世界の流行を取り入れて行かなきゃならない。

結局のところ論点は移民の扱いをどーするのよってとこで、移民排斥強めのトランプが勝つのか、移民ラブの民主党がこれまで通り勝つのかは世界の潮流を左右する重大事項。

トランプが凄いのは日和見的な発言はほとんどしないことだね。過激で極端な意見をブレることなく言い続けるし、それをちゃんと公約に掲げて実行するしやろうとする。なので、熱狂的ファンがつく。経済界からも歓迎されやすい。何をどうするのか予測がつきやすいので、投資家には概ね歓迎されるそうである。

トランプは経済に関してあまり隠し事をせず方針を明確に言うし本当にやろうするんで、マスコミには嫌われるが政治家の日和見主義にうんざりしてる大衆には好かれる。

また、けっこうな人種主義者でもあるため伝統的な白人の保護にも取り組む姿勢を見せるため、貧困層の白人、いわゆるホワイトトラッシュに大人気で他の選択肢はないと言える。

日本の移民も近年深刻化していて、新宿ウロウロしてると、もはや我が国も移民国家としての体裁は整ったと思える。有色人種が汚いきつい仕事をし、白人は優雅にバックパッカーしながら綺麗な場所で寝泊まり。人種の階層は我が国でも既に生まれている。

それでも日本の人口のほとんどを占めるのは日本人なんで、多くの国民はまだ移民国家になる心の準備は全くできてない。移民は人口減少に唯一歯止めをかける特効薬だが、治安の悪化もセットで受け入れなきゃならない。これが全く無理なのはX見てれば5秒で理解できる話だ。個人的にも治安悪化が仕方ないなんて全く思えない。

頭良いアピールしたがる奴ほど毒にも薬にもならん意見で移民と共存とか言うけど無理よな。彼らは日本語覚える気は全然ない人が多く、全くの異文化の異星人だ。日本のルールはまず守れないし理解もできないようで共存は厳しい。

あまりに治安が悪化したので、欧州も極右が大衆の支持を得て移民には帰ってもらう方針の国も現れている。アメリカも同様で、その不満がトランプに力を与えた。移民排斥が今後のスタンダードになるのは確かであろう。

日本はそんな中、一昔前の移民受け入れの方針を受け入れるでもなく排斥できるわけでもなく、どっちつかずで話にならない。なし崩し的に外国人が流入していて止められてないだけ。国としての力があまりに弱いので、今後も期待はできない。

先行き不安だね。

20241103

この1ヶ月ほどはnoteでコラムを書いたりしてきましたが、映画レビューはともかく日記やライフハック系は全く読者がつきません。とはいえ、この場所よりはマシだったけれど似たようなもん。だったらまだ自分の城で呟いてたほうが炎上のリスクも回避できるんでまだマシ?

まー、このブログを改装してもうちょい日記ブログ風に作り直せば良いんだろうけど、そのもう一歩の努力がなかなかできない体になって久しい…

半月ほど前にぎっくり腰をやってクライミングはあまりやれてないので、時間ができたのでこの期にテコ入れできないかなと。とりあえず、前潰したブログみたいなスタイルに戻したいなー。。長い歴史コラムを書く元気はもうないんでそこは諦めないといかん。現実を受け入れないと

というわけで改装工事の予定ですが、どうすっかな。この日記帳は暫定復活。ここが一番楽。。ごく数人を除いて誰も読んでないことに目を瞑れば。。