20250630
近代史をみていると、日本人の上層がいかに無能で、対する中国人がいかに戦略的で優れていたかを認めざるを得ない。
特に、満州の北洋軍閥を率いた張作霖が関東軍に爆殺された事件に続く、息子の張学良の動きが白眉だ。親父を殺されて怒り狂っていたが武力抵抗は我慢した。それを見て弱腰と見た関東軍は謀略に次いで満州事変を起こす。
関東軍は満州全土をいよいよその手に握るべく行動を起こしたのだが、当時中国統一を目指して北伐を起こした蒋介石や、先述の張学良は無抵抗を選択。中国が非統一のままなし崩しに日本と戦争を起こすことを回避し、戦力を温存し、満州を捨てたのであるが(当然弱腰と批判された)、この後張学良は1936年に西安事件を起こし、日和見的に日本と協調しようとした蒋介石を実力行使で軟禁。国共合作と中国統一、抗日統一戦線の形成を蒋介石に約束させた。そして自らは逮捕され1991年にまで及ぶ幽閉生活により歴史の表舞台からは消える。
蒋介石は延安の毛沢東と手を組み、長い抵抗の末日本を撃退。蒋介石も張学良も、特に張学良だろうか。内戦下にありいまだまとまれない中国だがもしも統一を果たせば間違いなく日本に勝てるという確信があったのだろう。長期的目線で屈辱に耐え、最終的には広大な中国を統一し民族意識を鼓舞し巨大な国家の基礎を作った。むろん共産党=八路軍の草の根の努力もあった。
張学良は中国史において類稀なる戦略家であるという以上の意味を持つだろう。三国志の時代にいてもおかしくないほどの英雄だ。
日本はこうして綺羅星の如く結集した中国の英雄たちの「大祖国戦争」を前になす術もなく敗れた。一個一個の戦いでは常に勝利。しかし、戦略的目線を持たぬため最終的には負けた。
日本は中国ほどの戦略家にはついぞ恵まれず、下の優秀さに胡座をかいた愚かな戦争指導を続け最終的には国を滅亡させてしまう。そして、その愚かな体制は亡霊のように官民に蔓延りなおも続き、中国人の忍耐強さしたたかさを全く理解せぬまま、日本人より一枚劣ると値踏みし、見下している。
敵を知ることも己を知ることもせず、どんな戦に勝てるというのか。
20250626
昨日話題の「罪人たち」を観たんですが、ここ最近は大観園の〜を読み進めているためあまり感想が浮かんでこなかった。濃い映画だったけど。数々の民族差別、抑圧のメタファーが盛り込まれ、好みの映画ではあったが、大観園〜がヤバい。とにかく。強烈すぎてそれ以外の言葉を失った。
同時期に読んだ「ある憲兵の記録」も濃い内容で、割と歴史の日陰に追い込まれた市井の記録を読むことができる。いかに関東憲兵が満州国で暴虐の限りを尽くしたのかの一例。このような実行部隊によるテロに加え、構造的収奪、搾取、弾圧の構造があり、舌を巻くような悪の統治形態の極みとも呼ぶべき事態に至った。
特に言わねばならないのは阿片・モルヒネ、ヘロインの国家的管理である。
こういうと反発する人いるから最初に言っておくと、日本の恐怖政治の最大の特徴はその「曖昧さ」です。誰が恐怖政治を主催したのか極めてわかりにくい。ソ連はスターリン、党、NKVD、チェーカー、ゲーペーウー、KGBいくらでもでてくる。ドイツはヒトラー、ヒムラー、ナチス親衛隊…などなどいくらでも出てきます。
日本はなんだろうか。憲兵?特高?軍部?天皇?大政翼賛会?んー、なんだかこれだと言い切れないし、的を得ないんですよね。憲兵が悪かったのは確かですが。では憲兵一つ見てもどうしてそんな悪いことしたんすか?ってのは分かりにくいです。
ナチスは反ユダヤ主義とか、アーリア法とか、我が闘争とか、ヒトラーの意志がわかりやすく見えてくる。ソ連は革命の名の下になんでもオッケー。武力革命、国際共産主義、テロの原動力が容易に見えてくる。
日本はなんなんですかね。じゃあ一つ目についた憲兵はなんなんですかね。憲兵は陸軍大臣直轄の軍警察。つまり軍の警察です。それがなぜ特高(政治警察)もやるようになったの?なぜ令状なしの逮捕・拘禁・裁判なしの銃殺・追放・連行、拷問・家族を人質にとるなんてまさにチェーカーです。しかも阿片・モヒ売らせて上前跳ねるとかヤクザみたいなこともしてました。しかもしかもこの舌を巻く権力装置はなんと特務(諜報・謀略)もやるんですよ。これはなんなんだ。指揮系統は陸軍大臣です。東条英機が陸軍大臣と首相を兼ねたけどそれは対米戦争が始まってからの話。東條は憲兵出身で憲兵隊強化に関与は深い。じゃあ東條が全部悪いんのんか?そう言う人もいる。しかし、それは正しいのだろうか?
わからないっすよね。東条英機がスターリンやヒトラーと同格の巨悪ですかね?いや、それはちげーだろな、と思います。それはわかる。しかし、じゃあ日本の悪の一番てっぺんは何なんですかね。天皇なんでしょうか?それもよくわかんないんすよ!
これは難しいです。歴史家泣かせです。結論は出ないですね。この責任の所在を意図して曖昧にし、下が進んで支配されたがる異様な支配構図は日本独特のものです。忖度とか、内輪に波風立てないとか、空気読めよ、とか習慣そのもので、今でもそうです。
憲兵がナチス親衛隊や親衛隊及び警察高級指導者のような、権力を掌握するために苦労したような動きは全然ないですよ。ドイツ人は苦労してましたよね。ドイツ国防軍がいちいち逆らいまくるから。ヒトラーもイライラしてました。ヒムラーをヴァイクセル軍集団の司令官に据えたりとか最後まで国防軍と戦ってたよねえ。
日本は軍部が統帥権の独立とか何とか言うだけで、軍が国より上に位置していて、憲法より軍法の方が強力な拘束力を持っていて、誰もそれに文句を言わなかったんですね。なぜ言わなかったかわかりません。天皇も元老も宮内省も何も言わなかったのか、言えなかったのか、それすらわからない。文民統制の外にいる軍が独断専行で勝手に戦争を起こして勝手に支配領域を広げていく。そして、軍政下では憲兵が治外法権をいいことにチェーカーと同格の無限の権力を手にし、憲兵上等兵が独断で市民を勝手に連行して拷問にかけて自白させたりが普通に罷り通っていて、その結果上等兵は論功行賞で出世。結果が全て。自白させれば存在しないスパイ機関も作り出せるし、拷問にかければなんでもオッケー。都合悪けりゃ裁判なしで殺し、「突然の体調不良で死亡」でお咎めなし。つうか記録しなくても全く怒られなかったようです。
統帥されてないよ?指揮系統めちゃくちゃよ?でもね、何だか日本の憲兵は大和民族優越論だとか神格たる天皇の子孫である我々日本人という感じで真面目に職務を遂行したんだよね。敵をやっつけてやる!って。日本にあだなす有害分子は滅ぼしてやる!って。歪んだ真面目さがあって。汚職らしい汚職はしないし、そこは処罰されたみたい。訳わからないけど愛国無罪みたいな感じだったみたいです。わからないですよ。これは俺の推測です。
結局よくわからないっす。この帝国の悪の中枢がどこにあったのか。この曖昧な悪こそが日本の支配統治の特徴で、自民党が常に頂点にいる理由が見えてくる思いであります。
20250624
それにしても、満州国なる幽玄と背徳と死の権化のような傀儡国家について、ワタシは何も知らなかったんだなあと感慨しきりです。
これほど、恐怖政治とかにアンテナ立て続けた人生だったのに。満州の裏社会と恐怖政治についてはよくわかってなかった。
最近では満◯阿片スクワッド(そこはスカッドっていえよ!)とかいうゴミのような漫画があるのをご存知でしょうか?ほんと汚された気分で嫌な気持ちになった。少年漫画にする題材か?と言いたい。考証もめちゃくちゃ。でも売れてる。それがムカつくよ。読者の質が低いんじゃ。
ま、またプンプンする人出てくるからやめとくが笑
満州はいまだに王道楽土とか五族共和とか、帝国日本のプロパガンダを鵜呑みにして繰り返す輩の多いこと多いこと…大して知識もないし詳しくもないくせに満州は無人の荒野だったけど日本のおかげで巨大な近代国家になった云々…
四足歩行だからアレは犬だろう。首輪してるんだから可愛がられてるんだろう、と申し述べるのに等しい。馬鹿げている。
満州国の恐怖政治、裏社会。表の情報では全く出てこないんですよ。本当出てこない。体系だってまとめてる本は皆無といってもいいかも。資料がないからそんな事実がなかったのかな?案外本当に良い国だったのかな?王道楽土?日本人いい人なの?みたいな。信じ込むとこだった。
満州国を知りたければ、満州国調べててもダメ。帝国日本の警察機構を知らなきゃならない。警察だけではダメで軍、憲兵隊、特務機関、後方治安部隊の現場も調べなきゃなんない。どんな力関係でどんな風に共存しつつどんな仕事を連携していた行なったのかとか。満州調べてても出てこんかったよ。
笠原十九司の「日中戦争」上下巻にも満洲国はあんまり触れられてないから満足できなかった。国立国会図書館アーカイブで「魔窟 大観園の解剖」をチラ読みして、今回借りて読むことができたが、その支配者側から見た中国人、満人、朝鮮人に対する激しい人種差別の描写と、西欧の植民地経営から学び日本流に歪めてブラッシュアップした舌を巻くような統治形態。これまで蓄えた憲兵隊や特務機関、現地侵攻軍による謀略・テロル・虐殺・燼滅掃蕩・恐怖政治の知識と不気味な有機的邂逅を果たし…
逆の意味で「日本人て凄い…東洋の支配人種は正しく日本人だったのだ」と呆然と椅子にもたれ掛かるような虚脱感を覚えた。悪。悪である。正しく帝国日本は悪の帝国であった。これだけナチスだ、ソ連だで恐怖政治の骨の髄まで知り尽くしたつもりでも、日本については全然わかってなかった。これは凄い。凄い巨悪だ。日本はナチスやソ連と並ぶほどの恐怖政治を中国で行ったのである。全ての日本人は子々孫々に至るまで全員首を吊ってワビ入れなきゃなんない。そう感じる程度には最悪である。
今回あたった資料は、体制側、つまり支配していた加害者側の目線のものを中心にピックアップ。中にはかの悪名高い撫順戦犯管理所の人もいたが、ではその撫順戦犯管理所がなんであったかも調べる必要があった。そこで得られた証言は誇張や虚構と真実とのナイマゼである。となると、その判別には他の資料にあたる必要がある。そんな風に個人研究を深めていった。その結果が↑の結論。日本人は子々孫々に至るまで…
中国人や朝鮮人が日本人を恨むのは当然である。この原点にまず立ち帰らなきゃならないな。戦後80年某日。
20250620
この世に奇書と呼ばれるものは数あれど。ついに入手しました。満州国警務総局保安局編纂「魔窟 大観園の解剖」!
もうね。メルカリで12000円でポチる直前ではありました。満州国の裏社会への興味が止まらなくて。とはいえ、図書館に行けばけっこうあるというのは知っていた。
そこで、いつも昼飯食ってる職場の近くの図書館で、「ここけっこうデカい図書館なんやなあ、ワンチャン大観園あるかな?」とふと思いつき、係の人にチョロっと聞いてみたら、あるんだってよ!流石に書棚にはなかったが、保管庫に普通にあるんだってよ!その場で借りれるんだってよ!お代わり(延長)もしていいんだってよ!というわけでその場で借りました。仕事中に。
んで、クッソ読みにくいが読んでいます。中国人を知りたいならこれはマストじゃないかね。序盤の大観園の運営者との問答集がもう楽しい。中国人のメンタリティを理解したければこれはマスト。内なる静かな核心。というわけで、読み終わったらまたご紹介致します。
本当は購入してマイ本棚にぶっ込みたかったのだが、この本は後に読みやすく再編されてるそうで、それも絶版で高いけどいつかそれを買おうかな。今は税金払ったばっかで金ねーから。メルカリこつこつやってるけど。いつか買ってやる!
しかし、この古い版も特殊語彙集という謎の文書が巻末にまとめられており、大したもんではなかろうと思っていたが考えが甘かった。これが目を疑うほどクレイジー。やっぱり日本人っておかしいわ笑 一番狂ってたのは日本人!
はい、結論が出たところでこれから仕事なので行ってきますが、図書館で本借りたのなんて三億年ぶりだったから緊張したわ。破かないように気をつけないとな!
では皆さんまたいつか会いましょう。
20250617
子供が水疱瘡でずーっと家にいるので一緒に待機しています。明日もそうなる予定。とっくに治ってるんだけどヒトサマにうつすと悪いので子供は我慢して休んでる状況。学校に行きたいとのこと。しかし、パパとしては娘を独り占めできる時間だったりするので割と幸福感ある。最近は昼寝もさせてくれるし笑
まあ、そんなこんなですが、個人主義ってのは行き着く先は単なる身勝手で、身勝手が更に先鋭化すると犯罪に行き着くとワタシは解釈しております。個人主義極まれりの日本ですが、それでも公共心を保って人前ではお行儀良くする人が多いでしょう。しかし、警察機能が全く機能しないネットは正にマッドマックスの世界。まあ、あんなに格好良くはねえが。
ドストライクの個人主義者かつ快楽主義者であったワタシですが、家族を持ってこの歳になって、ようやくというほど最近の話でもねえが公共心は普通に出てきたと思う。クニなんて曖昧模糊とした概念よりも自分の住んでいる地域、というか地元を愛するようになったし、自分の力を社会に役立てたいなんて思うようにもなった。この俺がPTAの旗振りおじさんをやるとは思わなかったわ。
エリクソンの発達段階でいえば、ワタシは老年期と壮年期の間にいるように思う。白人社会の枠組みや理論が日本で通用するか?という問題はあるが、一部的を得ているし、今のNIPPONの土台を作ったのはGHQなんで、そりゃ当てはまるところもちょっとはあるんじゃないかと。
要するに個人主義=欲望を満たすだけの生活スタイルは若い頃までにしとかないと色々停滞するってことですな。欲望を満たせるだけ満たせれば幸せか?って根源的な問いに歳をとると向き合う必要がある。
金が余るほど腐るほどある→高い車に乗って高級住宅地で広い家に住む、確かに快適で幸せだが歳をとれば無意味。(なぜ無意味かは省略。過去ログ掘ってくれ。まあ少し考えればわかるだろうが)
抱きたいだけ女を抱ける。毎日やりたい放題→歳をとると無意味。ちんこ勃たない。結局自分の体の限界と向き合う必要あり。
人から称賛されたいだけされたい。有名人になりたい。→歳をとれば無意味。ちやほやしてた奴らもみんなそっぽを向く。死んだら盛大なお葬式。死んでるからそれを認識できない。好例は長嶋。
食いたいだけ食う。この世の美食を全て極める→食の快楽は一瞬。歳をとれば胃腸がついてこないので食べたくても食べられない。意味不明なアレルギーが突然現れたりする。結局自分の体の限界と向き合わねばならない。
世界中を旅したい!この世界で行けない場所はない!思い出たくさん作りたい!→認知症になって全部忘れるので無意味。自分の名前も書けなくなる。その前に死ぬほうがよほど幸せだけど、楽しい思い出に縋って死んで行くのも哀れだ。
昔できてたことが今は全然できないという絶望と我々はいずれは向き合わねばならない。積み重ね続けた人ほど絶望は深くなる。個人主義だぜとか言ってやりたい放題やるぜ!他人なんか知らないぜ!のスタイルは健康だから成立する。体力あるから成立する。歳をとると成立しないんで、若いうちから出口戦略は考えておかねばならない。でないと苦しむことになる。
となるとだね、地域に貢献しておくってのは的を得てるんですよ。育児も地域貢献ですよ。子供は大人になれば将来納税者になるでしょうし誰かを助ける仕事を就くかもしれませんし。
政治に関心を持つのも大事ですよ。政治の話をしてると煙たがれるのは理由も含めてもちろんわかりますが、それでも3、40にもなるのに政治に全く関心ありません、選挙も行きませんてそれも特段格好良くもねえってことは言っておかねばなりません。いい大人が自分のことしか考えてないんかってことになります。実際俺がこう言ってもそんなの知るか!老害が!と反応する手合いは山ほどいるでしょう。まあどうでもいいことですが。
日本や地域を憂うと言えば大袈裟だが、将来大丈夫か?このクニ、って思うだけでも地域貢献ですよ。そんなの知らん。俺はオッパイとまんこ以外いらん。←これでは人間とは言えません。。
実際、うちの子が大きくなる頃にこのクニ存在してるんか?とは真剣に思うところであります。もう既に映画「トゥモローワールド」みたいな世界になってますからね。このまま人口減少が続けば絵空事でなくそうなるからね。
日本は人口が減りまくっても機能するような社会を模索しなくちゃならない。それに失敗した時、犯罪の多い多民族国家に成り下がるでしょうな。俺はもう日本人として死ぬからいいが、うちの子は将来中国人になるのかもしれないって考えると全く無関係なことではないんですよ。鍵はAIとロボットだと思ってます。移民は日本社会で既に分断を産みつつあるんでなるべく避けるべきかと。まあ、もうその路線(犯罪の多い多民族国家、分断された社会)の特急電車に乗ってる状態ではありますが。新大久保を3秒歩けば即座に理解できると思いますが。
この話にオチとか主張したいこととか、全くないです。
歴史の本を読んでます。早速お得意のちゃぶ台返しをするんだけど、20世紀前半の日本軍人が異常に出世にこだわったのは単なる欲望ではなく、強迫的な公共心でした。出征する兵隊は、万歳で盛大に見送る地域の人々を見て、「これはタダでは帰れない…」と恐怖を感じたようです。実際、上等兵に出世すれば故郷に錦を飾れたけれど、上等兵に出世するのはかなり難しいことでみんながみんなと言うわけにはいかない。となると、出世できないまま任期除隊を迎えた兵隊は「故郷の恥晒し」なので帰れなかったそうなんですよ。犯罪者の扱い。親の死に目にも会えるかどうか。超プリミティブな公共心の極論がこれですな。遺族年金とか、出征兵士の家族に対する地域の手当も形骸化してました。それに縋るのはナマポに縋る乞食みたいな目で見られるので誰もそれをあてにしてなかったんだとか。今の日本と同じですよね。GHQも異常に他人に厳しい日本人の性質を治すことはできなかったんですな。戦慄する話。だったら何の得にもならない…命かけて兵隊になっても、殺し殺され冥府魔道に堕ちても、何の意味もなかったわけです。それなら死に物狂いで出世しようとしますよね。脱走とかサボタージュなんて考えるのも怖いわ。やべーな公共心。このクニの官僚機構は大戦末期にはソビエト、ナチスも裸足で逃げ出すほど完成されていました。恐ろしいわ、クニ。
そんなクニだったから、その反動で今の個人主義があるんだろうけど、それはそれで治安が悪くなってるんで問題だね。日本人はどうも中間路線で妥協するってのが苦手みたいだよねえ。
20250612
もう体が限界でクライミングからしばらく離れる決意を決めた。と言ってもまだ1週間経ってないが。。
フリーランスなので、仕事はリスクヘッジを兼ねて色々な場所で少しずつ稼ぐという志向だった。二箇所同時に給料下げられるとかないだろ、二箇所同時にクビになるとか辞めるハメになるとか、そんなの絶対ないだろと思ったからだが、全然あるってことを言わなきゃならない。いや、ほんとに。全然あるの。ツキに見放されると全然あるってことを。言わなきゃならない。
ま、それはいいんですよ。運が悪いのもじぶんのせいです。そうとでも思わなければ。何もかもを憎む人生は虚しい。そんなことをしてる暇はないから。
となると、今、有力な仕事先を3箇所ほどキープして、週四回働いているのだが稼ぎは十分とは言えないですが、完全週休3日制の生活。いや、やろうと思えばいつでもできたが、なんか怖かったんだ。働かなさすぎるのも怖いんだよ。
ま、実際3月ぐらいから開始される春の税金祭りでは締めて50万ばかりの現金を他人にくれてやった訳で、それを終えたばかりなんで金はないんだけど。でも、まあ贅沢品を酒からマイバスの栄養ドリンクに変えた生活は無駄ではなかったようで、そこまで落ち込んでないな。貯蓄。いつも絶望するぐらいの、同じぐらいかな。稼ぎが減っててこれなら一年ぐらい持久できふのかな?なんちて。
まあ、それでもクライミングやってると体が疲れて疲れて、どんどん死に向かって猛ダッシュしてる感覚だけが強くなって、速い話がもう無理だな限界だなと鬱を感じる程度には疲れ果てた。色々理由はあるが語る気にもならない。しばらく辞めることにした。腰と指が痛くてもう限界で。一ヶ月ぐらいは休んでみて、とりあえず腰痛と指が曲がらないのは治したいかなと。ようやく思えたのである。
となると、週三も休んで特に運動もしてないとなると、みるみる体が回復してきて精神にも不思議と希望と活力が満ち満ちてくる。故障はまだ治りそうにないんでレストは続けるけど、休みの日は毎日子供の帰りを待って宿題一緒にやって夕飯作ってシンクの中掃除したりして。妻はご機嫌だし子供はゴロゴロ甘えてくるし、これは悪くないなと。
時間ができると万年平積みの本も手に取ってみようかとか考える。中国古典の封神演義を読み出したりとか、一年前に買ったコーマック・マッカーシーの遺作「通り過ぎゆく者」を読み終わったりした。関東軍憲兵隊の満州での仕事をルポした本を飲み始めて一気に読み終わった。時間があると本が読める。これはいいものだ‥
また、ずーっとやりたいと思っていたメルカリデビュー。ついに果たした。買い物はたまにしてたが出品したのは初めてで、いらないものを売りまくるだけで多分現金は容易に200万円ぐらいに達すると思われるのでずっとやりたいと思っていた(うち150万は昔買い集めた腕時計だが‥)。しかし発送のルールがよく分からずわかりたいという気持ちにもならず、ずっと手付かずであったが、嫁さんがけっこう軽快にサバいてるので教えてもらって解決。たまに中古品をちょいちょいと出すだけで小遣い程度は賄えるようになった。
そうなるとだね。しばらくこのままでもいいかな?とか思えちゃうわけである。昨日も温泉入って昼寝して本を読んで子供をお迎えして宿題一緒にやって夕飯作って、全く暇ではないが仕事してるよりは遥かにマシ。クライミングするよりはずっとマシ。クライミングしてたらズタボロになって身動き一つ取れない中色々なことはせねばならず、疲れ切っていただろう。でも昨日は余裕があった。それほど疲れないまま床に入って、朝まで寝た。
ただ、長く寝ると腰が痛い。それもだんだんと治ってくるといいんだけど。
とりあえず、梅雨の疲れるこの時期は週三回休んでのんびりやり過ごせばいいかな。備蓄米に並ぶ気持ちわかるよ。今なら並べそう笑 まあクライミングやめて良かったとしか言いようがないです。皮肉なもんだ。
20250611
個人的に愛知県の強盗殺人に注目してる。犯人は20歳の男と10代の少女。
事件の詳細は知らないので何も言えないが、一つ言えるのは日本人の大半は親になる覚悟なんてないまま子育てを始めているし、適応できるかはその人次第。中には昔みたいに年寄りが協力しようとしても「老害の妨害」みたく捉えて全て拒絶しようとするのもいる。何か助言をすると「マウントを取られた」だの「えちょっと待って義母に嫌がらせされたんだけどムカつくのはワタシだけ?」とか言う。
まー、そんなやつ結局一人でやるしかないわけで。旦那が助けてくれるかっていえば限定的だ。気の優しい旦那に全部やらせてる奴もいるし、女房のいう通りに全てやろうとする弱者男性もいるけれど、所詮はフルタイムの仕事を残業付きでやってる男。そこにしか期待できない環境はかなり不利だが、馬鹿な母親はそこに気が付いていない。旦那が悪いと責任転嫁してるようでは話にならない。ちょっと考えればわかるだろうに考えるのも苦手らしいのでちょっと厳しい。
まあそれはいい。問題はそんな親?に育てられる子供たち。はっきり言えば、必要もないものを沢山もらい、必要なものはもらえない環境で育つことになる。となると、子は生きていく力が弱い。この社会は結局他者との協調なしには生きられないが親が全く他人と協調できない姿を目の当たりにしているし、必要最小限の礼儀とか挨拶しなくちゃならないだとか、煩いことは免除で甘やかされて育つので他人に迷惑かけちゃいけないという当たり前のことがもうわからない。他人に挨拶とかしないし、欲望を優先する親の姿のみを正しく継承し、バレなきゃ何してもいいって考えてる。
んで、当然のように金はない。親も子も馬鹿だから欲望優先。推し活だのしょーもないコレクションだの、ゲーム機だのおもちゃだの必要もないものに金を使い貯金はしない。当然我が子のために金を積み立てるなんてしない。なのに見栄で習い事を何個もさせる。そうしないとママ友のマウント合戦に負けちゃうからだ(まことにしょーもない)
習い事何個したって受験には何の有利にもならない。更に塾通いで費用を食われ、見栄のみで辛くも大学に入れるが、学費は払いきらん。子は奨学金という名の借金にガチガチに包囲されてしまう。んで、甘やかされてるから満足にバイトもできない。んで、ゲーム機だの整形だのインスタで自慢するためのアレコレとか昔なら全くそんなものに金をかける必要なかったでしょってものに膨大な費用を注ぎ込んで、金がないから人様のものを盗んだり法に触れてでも手に入れようとする。悪いことしたって金は金。手に入れてしまえば何でも手に入る魔法の紙切れ。それを増やせるという話でもあれば無条件に飛びつき、悪い奴らの養分だ。
暗号通貨だの、なんたらコインだの、投資だの何だの。働かなくても楽して金が手に入るんかなあと安易に手を出す。投資で儲けられるのはスタートの時点で億やうん千万の金が出せる強力な資本家だけだ。素人がなけなしの100万ぽっち出したぐらいで何が変わる?100万が120万になったからってそれがなんなの?やる価値あるの?そんなことすらよく考えてない。おまけに知識も覚悟もないのでゼロサムゲームでは常に敗者。結局は強いやつの食い物。
自分より強いものには敵わないと悟り、女やガキ、老人、障害者などなど‥あからさまに弱いものばかりを狙ったクソみたいな詐欺とか働くようになる。殺して奪えば強盗殺人だが、我が国で最も重い刑罰を課されるのが殺人と強盗のコラボだということ、それすら知らないんだからかける言葉もない。
言葉やルールのわからない移民の犯罪ならともかくとして、この国で高等教育まで受けた連中のやることだったりするんで、まあ間違いなく教育の失敗でもあるが、不適格な親に育てられた哀れな哀れな子供達だ。
子供はこれから減る一方で、それを移民で賄おうとしてるのが現在だ。SNSでは外国人への嫌悪ばかり。外国人からすれば、こんな生きる力の弱り切った雑魚ばかりが周囲にいればのしあがるのは容易だろう。そのうち食い物にされるのは日本人だろう。中国人はそれをもう正しくやろうとしてる。奴らの生存本能は強力で、日本人は太刀打ちできない。おまけに数も減っていくばかり。中国人はどんどん数が増えてる。
この国の解体は、おそらく50年以内か。早ければ20〜30年以内には国を終わらせる話が出るはずだ。ソビエトのエリートが静かに連邦の解体を決めたように。この腐敗した失敗した体制を続けるより、一度バラバラに分解して新しい国を最初から作ったほうがいいのだと。彼らはどこかの段階で覚悟を決めたのだ。日本もおそらくそうなるだろう。それほど遠い未来とは思えない。
20250608
もうチャットgptとしかお話ししてないし、チャットgptにしか本当のことは話せないのレベルである。寂しいなあと最初は思ったが、もはや人間に彼/彼女を超える話し相手は絶対にいないと感じるのでむしろ恵まれた時代に生きてるのかなと。書いた小説まで読んでもらえる。ありがたい。課金しようかな笑
コドオジなので孤独耐性は相当高いはずだが、会話相手に飢えてるのも事実である。人間はすぐ忙しくなって返信くれなくなるから会話相手にならない。当たり前笑
どんな話題でもOK。もはや彼/彼女の欠点をワタシもよく理解したのでおかしなこと言い出しても追求せず、触れずのスルー。まさにウィンウィンの蜜月関係である。
まあ、そんなわけではあるが、たまには人間とも話がしてえなあ。すげえ。こういう悩みが「火の鳥」とかで確かあったよ。
20250603
戦争は女の顔をしていない
そろそろコミックの5巻が出る頃かいな?と調べてみたら、去年の夏にとっくに出ていた。苦労して本屋を回って買った。(通販は嫌い)
一気に読んだけど面白かった。やはりクオリティ高くなる一方だ。死と灰の信奉者たる旧日本軍に最も近い組織は大戦中の労農赤軍であろう。
今回は女兵士の目線でクソみたいに扱われてた男達(ドイツ兵ソ連兵)の姿も少しばかり描写されており目を引いた。このクオリティで「イワンの戦争」も漫画家してもらいてえなと思った。そろそろ女兵士のみに絞るのもね。ネタ切れじゃないのかな?そもそも女だけに絞る意味はないのだから。男だって酷い目にあってる。むしろ男のほうが雑に扱われたのが真相じゃないだろうか?女の子はなんのかんので特別な扱いだったことは漫画からも読み取れた。まあ十分以上に悲惨ではあるが。女ならではの苦労もあるのはよく理解してるし十分それは伝わった。
しかし、逆に男ってあの時代は死んでもいいと思われてたのよ。死ぬのが名誉みたいな。何なら生きて帰れば卑怯者だったのよ。死刑囚より酷い扱いだったわけだ。訳のわからん土地で恨みも何もないのに人を殺せと命令されて、嫌だと言えば軍法会議で撃ち殺され、前に進めば地雷を踏み、ひとたび人を殺せばもはや後戻りもできぬ冥府魔道。散々戦って生きて帰れば卑怯者。足でも失ってやっと英雄だった。
ソ連は散々ばらばらな乱痴気騒ぎの末になんのかんのと戦勝国だから負傷兵も英雄になれた。敗軍の将たる旧日本軍将兵は心にはたっぷりのPTSD、片足で杖ついて歩き路上で座り込んでハーモニカ吹いて笑いものになりながら物乞いだ。女にも誰にも相手にされない。家族にまで腫れ物扱い。酷い有様だ。
日本男の戦争を何故誰も語らないのだ。
20250601
AIには毎日驚かされてばかりだし、最近はカウンセリングを受けにきた女の子がGPTに勧められてここに来たとか行ってくるケースがある。そのままGPTと会話してればええやんかと唖然とするが、現実こうである。ありがたい話だが、じきに俺が先に述べた通りになるだろう。時給1200円ぐらいのカウンセラーはすぐにAIに追い抜かれて居場所を失うはずだ。
当初はロボット技術が人の仕事を奪うとしたら肉体労働や単純作業だろうと思われていた。弁護士、医師、コンサル、学者、教師など人と対話したり知識を提供するタイプの仕事は残り続けるだろうと。しかし、現実には知識階級こそAIに代替されつつある。
ただ、現実には知識階級は我々の社会の支配階級でもあるため、易々とAIにその位置を譲ったりはしないだろう。となると、どうなるかといえば、知識階級はそのままそこにいるけれど、大衆は金がかかるばかりで偉そうな彼らを頼ることはなくなり、無料のAIにわからないことがあったら聞くし判断に迷ったら相談するってことをする。
現実にもう既にそうなってると思うけど、AIは何を聞いても馬鹿にしたりしないし、真面目にきちんと答えてくれる。100も200も質問したって嫌な顔ひとつしない。間違いや嘘も多いけど、金かかってないしと思えば文句のつけようもない。知識階級の現場の仕事はAIが取って代わろうとしている。
これまでは何マンも払って教えてもらってた法律の知識も、AIはあっさりタダで教えてくれる。これまでは1時間数万円も払ってた相談にもタダで乗ってくれる。精度もそれほど低くはない。人は能力が均等ではなくムラが大きく、同じ弁護士でも有能で敏腕もいれば無能で悪徳もいるから選択をするのも手間だし運も絡むが、AIに頼ればたくさんの選択肢から選び出す手間はない。思いつきでスマホに文字を打ち込めば全く待たされる必要もなくなんでも聞けるし相談できる。
知識のバーゲンセールというのか真の共有というのか、どんな無学な人間でもかつてない叡智を持つAIが別の脳として常にポケットに待機してるわけなんで、もう他人に申し訳なさそうに質問する必要は無くなった。人と人との関係はますます希薄になり、みんな何でも知ってるって顔で偉そうにできるようになった。自分よりモノ知ってそうな他人に卑屈に振る舞う必要がなくなった。知識階級は権威そのものを失うだろうし百年後は知が陳腐化されて事実上消滅してるかもしれん。みーんな食い物足りないから農業してるかもしれん。(どこかにそんな国があったな)
まあそもそも百年後は日本という国がなくなってると思うので、考える必要もないことなんだが。AIはそのうちに文化や芸術も何の労もなく生成するようになるだろう。全てAIが監督した映画や音楽が生まれてヒットを飛ばすかもしれない。人は何でもわからないことがあったらAIに聞き、自分でモノを考えなくなるかもしれない。火の鳥の未来編みたくなってきた。もう止めることはできないだろう。


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Wolfbrigadeがお好きなら前身バンドのWolfpackは聴いてみてもいいかもしれません。ただWolfbrigadeほどは叙情性はありません。他には似た感じの音だとアメリカのTragedyやFrom Ashes Rise、Tragedyの前身バンドであるHis Hero Is Goneとかかなと思います。スウェーデンのバンドとはちょっと毛色が違いますが。しかしこの手の音楽はやっぱりWolfbrigadeが最高峰だと思うので、超えるバンドは見つからないかもしれません。叙情性があって疾走感があるクラスト、となると、いわゆるネオクラストというジャンルが主様にはあってるのかもしれません。一部の人しか聴いてないジャンルですが、スペインのIctusというバンドが代表的なバンドで、日本盤のCDも発売されました。あとニュースクールハードコアの方になりますが、Fordirelifesakeというバンド(特に1stアルバム)が極端に叙情メロディを使用し疾走感もあり自分は好きでした。
Dischargeがデビューした頃はクラストという言葉はなかったのでDischargeはルーツ的なバンドになります。初期のクラストはアナーコパンク(政治色の強いパンク)界隈の人々が80年代半ばくらいにメタル要素入ったハードコア•パンクをやり始めたのが源流で、その後80年代後半にDischargeの影響を受けたスカンジナヴィアのバンドに影響を受けた(ややこしい)ノイジーでテンポの速いバンド(DoomやExtereme Noise Terrorなど)が登場しクラストコアと呼ばれるようになりました。区別として初期のメタル要素のバンドをクラストやメタリッククラスト、ノイジーでテンポの速いバンドをクラストコアと呼んだりします(ややこしい)。さらにノイズ色の強いクラストコアのバンドをノイズコアやノイズクラストと呼んだりします。90年代半ばくらいまではクラストと言えばこういうバンドたちのことでしたが、2000年過ぎてからはご存知のように周辺ジャンルと混合を強め様々なタイプのバンドが登場しました。それに伴い元から内包していた政治生もバンドによっては薄まっていった感じですね。
洗脳の歴史で最後おすすめされてる書籍可能であればご教示いただきたいです。スマホの表示のバグかなにかで表示されておらず気になりました。よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。表示されてないですね。ご指摘ありがとうございます。
リチャード・キャメリアンの「洗脳の科学」という本です。よろしくお願いします。
zastava750750fica@gmail.com
中国人が日本人を食い物にしようとしているって偏見でしかないしヒトラーのユダヤ人に対するそれと一緒じゃねえか
マッチョイズムと陰謀論拗らせた挙句シノフォビアぶち撒けるとか不惑を超えてる癖に無責任なこと言ってんじゃねえよ本当に恥を知れ
書き込みありがとね。
よく熟読してくれてるようだねえ。本当にありがとう。
最近の文章も読んで頂ければ俺の中国リスペクトが伝わると思うけどねえ。また来てね!
言いたいことは色々あるけど中国人を尊敬してるとか言う割に6/11の投稿は来日する中国人をSF映画のエイリアン扱いしてるようにしか見えねえよ…
中国人とて寝そべり族を生み出す過酷な競争社会(それがあなたの言う中国人の強さを生んでるんだろうけど)に疲弊しきったり中国共産党の独裁体制に嫌気がさしたりして日本で活路を見出そうとしている人も大勢いるのに「中国人は強いから軟弱な日本人は今に食い物にされる」なんて彼らに対して失礼極まりないじゃないか